お米を研いだらすぐに炊くと美味しく炊けないのでしょうか?
お米を研いで水につける時間どれくらい必要なのでしょうか?
炊飯器で予約機能を使用する場合は浸す時間が長時間の放置になってしまう場合がありますが大丈夫なのでしょうか?
ご飯を炊くときに、研いだあとどのようにしていますか?
よくお米は研いだらしばらく水につけてから炊いた方がいいという話を聞きますよね。
しかし、今でも同じようにお米は炊く前に水につけておいた方がいいのでしょうか?
今回は、ご飯を炊くときに、お米を研いだら水につけておくべきかどうかをご紹介します。
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この記事の目次
お米を研いだらすぐに炊くのはダメ?
お米を研いだらすぐに炊いてはダメなのでしょうか?
昔からご飯を炊くときには、お米を研いだら水にしばらくつけておくという話があります。
つまり、お米を研いで炊飯器にセットしても、すぐに炊飯ボタンを押してはいけないという事なのでしょうか?
確かにお米を研いだらしばらく水につけてお米に水を浸水させておく必要があります。
お米を炊飯器で炊く場合はすぐにスイッチONしても大丈夫!
今販売されている炊飯器の多くは、炊飯ボタンを押すと浸水時間も含めてご飯を炊いてくれるものがほとんどなのです。
つまり、余分に浸水時間を取ることはないのです。
逆に浸水時間を取ってしまう事で、必要以上にお米が浸水してしまい、柔らかめのご飯が炊きあがってしまう事になります。
お米の浸水時間が必要なのは、昔ながらの土鍋やガスなどで炊くときに必要になってくるものとなります。
ちなみにご飯を予約で炊くと、浸水時間が長くなりより柔らかいご飯にならないのか心配になりますよね。
この場合、ご飯を炊くときにきちんと炊飯器が予約時間を考慮したうえで美味しく炊けるように炊飯してくれるので大丈夫なのです。
お米を水につける時間はどれくらい?何分くらい必要?
お米を水につけておく時間はどれくらい必要なのでしょうか?
ご飯を炊くとききちんと炊飯器が浸水時間を考慮してくれるとは言いますが、実際にどのくらいの時間が必要になるのか気になりますよね。
それに、いざ土鍋やガスなどでご飯を炊くときにどのくらい浸水時間が必要なのかわかっていないと恥ずかしい思いをしかねません。
お米の浸水時間は季節やお米の状態などで違う!
お米の浸水時間は季節やお米の状態などによってかなり違ってきます。
例えば、
- 夏にお米に水を浸水させる場合には最低30分、可能なら1時間以上
- 冬の場合は夏よりもお米の浸水力が下がるので、最低1時間、可能なら2時間以上
さらに、お米が新米なのか古米なのかでも浸水時間を変えるようにしましょう。
- 新米なら水につける時間は40分~1時間ほど
- 古米なら水につける時間は1時間以上
このように、浸水時間を状態によって変えることでよりおいしいご飯を食べることができるので、試してみて下さい。
お米を水に浸すとき長時間の放置はNG?
お米を水に浸すとき長時間放置するのはNGなのでしょうか?
お米を水に浸す時間は、季節やお米の状態によって30分から2時間ほど必要です。
しかし、なかなか毎日お米の浸水時間をしっかりはかっておくことは難しいですよね。
気が付いたら必要以上にお米に浸水させてしまったなんていう事もあるかと思います。
お米を長時間お水に浸した場合どうなる?
お米を長時間お水に浸した場合どうなるのでしょうか?
実はお米は2時間ほどたつと、浸水を止めてしまうので、ある程度長時間放置しても特に問題はありません。
しかし、長時間常温でお米を放置するとなると、雑菌の繁殖など別の問題が発生してくるのであまりおすすめはできません。
さらに、浸水をやめるといっても、24時間以上放置してしまうとさすがにお米がもろくなってしまい、おいしいご飯を炊くことができなくなります。
もしも2時間以上どうしても放置しておきたいという場合には、まず常温で放置するのはやめましょう。
おすすめなのは冷蔵庫に入れておく方法です。
そのままラップをしっかりとかけて冷蔵庫に保存すれば、雑菌の繁殖を抑えてくれますよ。
まとめ
お米を炊くときには浸水時間が必要ですが、最近の炊飯器は浸水時間を考慮してご飯を炊いてくれるので、お米をといでからすぐに炊飯をしても大丈夫なものがほとんどです。
もちろん、炊飯器によって炊き方は違うので、事前にきちんと確認するようにしましょう。
もしも自分で浸水時間を確保しなくてはいけない場合は、目安としては30分~2時間ほど行うと美味しいご飯が炊けます。
炊飯器の正しい浸水時間をきちんと理解して、おいしくご飯を炊きたいですね。