ご飯の炊飯器の保存期間

ご飯を炊飯器のジャーの中で保存できる期間はどれくらいか、日持ちは何日くらいするのでしょうか?

ご飯を炊飯器で保存するとカピカピに固い米になってしまう原因は何か?

ご飯を炊飯器の中に入れっぱなしで保存している時間が経つと黄ばみや茶色くなったり臭いがする理由には何が考えられるでしょうか。

ご飯を美味しく炊いてくれる炊飯器、炊けた後も温かさをキープしてくれる保温機能が便利です。

しかし、炊飯器の保温機能はいつまで有効なのか知っていますか?

どんなに温かさは保ててもご飯の風味や食感は落ちてしまいます。

今回は炊飯器で保存したご飯についてご紹介します。

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ご飯の炊飯器の保存期間とは?日持ちは何日くらいする?

ご飯の炊飯器の保存期間はどのくらいか、日持ちは何日くらいするのでしょうか?

ではまず炊飯器でご飯を保存するときの期間をご紹介します。

炊飯器の保温機能でたけたご飯を保存しておくと、いつまでも日持ちするような気がしますよね。

しかし、炊飯器の保温機能ではご飯はあまり日持ちしないのです!

炊飯器の保温機能は保存期間を延ばすものではない!

炊飯器の保温機能はあくまで温かさを保つもので、保存期間を延ばすものではありません。

炊飯器によりますが、保温機能を利用しての保存期間はだいたい12時間から24時間というものがほとんどです。

最近の高機能の炊飯器の中には30時間程持つものもありますが、それでも短いです。

ただ、この保存期間というのは食べても安全な期間というだけで、味や食感まで保証してくれるものではありません。

炊飯器で炊きたてのおいしさを楽しめるのは、大体3~6時間ほどで、それ以上保温しておけばどんどん風味は落ちてしまいます。

ご飯を炊飯器で保存するとカピカピに固い米になる原因とは?

ご飯を炊飯器で保存しておくとカピカピして固くなってしまうのはなぜでしょうか?

ご飯を炊飯器で保存しておくと、だんだんと表面がカピカピして固くなってしまいますよね。

この原因は何が考えられるでのしょうか?

ご飯の保温機能は水分を飛ばしてしまうデメリットがある!

ご飯の保温機能はもちろんですが熱を加えて温め続けていますよね。

これはご飯を温かくし続けてくれるメリットのほかに、水分を飛ばしてしまうというデメリットもあるのです。

つまり、ご飯を炊飯器で保温すればするほどご飯の水分は失われカピカピになってしまいます。

ご飯を炊飯器で保存するときカピカピに固い米になるのを防ぐ方法は?

ご飯を炊飯器で保存するときカピカピに固い米になるのを防ぐ方法を紹介します。

ご飯がカピカピに固くなるを防ぐには、

  • 炊飯器の機能で低温で保温する方法
  • 市販で販売されているご飯の上にのせて水分が飛ぶのを防ぐというアイテムを利用する方法
があります。

どうしてもちょっと長めにご飯を保温しておきたい、という場合には試してみてはいかがですか?

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ご飯を炊飯器で保存すると黄ばみや茶色に変色する理由とは?

ご飯を炊飯器で保存しておくと、黄ばみや茶色くなったりするのは何が原因なのでしょうか?

ご飯を炊飯器で保存し続けると、ご飯が黄ばんだり茶色くなっているのを見たことはありませんか?

この原因は何なのでしょうか?

ご飯の色の変色は腐っているわけではない!

ご飯が変色すると、腐敗してしまったのではないかと思ってしまいますが、黄ばみや茶色になった場合は腐敗ではありません。

これはメイラード反応と呼ばれるもので、アミノ酸と糖が化学反応を起こして発生するメラノイジンというものが原因です。

メイラード反応は、パンを焼いたときにきつね色になる反応なので特に食べても問題はありませんが、やはり見た目が良くありませんよね。

出来れば黄ばみや茶色にならないうちにご飯を食べきるか、別の保存方法を利用することをおすすめします。

ご飯を炊飯器で保温保存して臭いがするのは腐るから?

ご飯を炊飯器で保温保存していて臭いが発生するのは腐るからなのでしょうか?

炊飯器で保温保存をしていると、いつまでも保存しておけるような気がしますよね。

しかし、保温機能はあくまでご飯を温めておくだけなので、長期間そのままにしておけばもちろん腐敗します。

では、ご飯の臭いが気になったらそれは腐った証拠なのでしょうか?

ご飯が臭いからと言って一概に腐っているとは言い切れません。

ご飯を炊飯器で長期保存した場合、炊飯器の汚れの臭いやぬかの臭いなどが移ってしまいます。

これはどんなに気を付けていても保存時間が長くなれば仕方のない事です。

しかし、臭いは気になっても腐敗したわけではないので一応食べることは出来ます。

ただ、あきらかに腐敗の臭いがしてご飯自体がねばつくようになったらこれは明らかに腐っている証拠なので、絶対に口にしないでください!

まとめ

炊飯器の保温機能を利用すると、いつまでも温かいご飯が食べられるのでとても便利ですよね。

しかし、保温機能はあくまで保温してくれるだけだという事を忘れないでください。

炊飯器の保温機能は長期保存には向きませんし、風味も数時間で落ちてしまいます。

さらに、炊飯器で6時間保温機能を使用すると、炊飯するときと同じくらいの電気を使用することにもなり経済的ではありません。

炊飯器の保温機能はご飯が炊けてから食べるまでだけに使用し、あとは別の保存方法を利用するようにしましょう。

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