子供の塾の選び方にはどのようなポイントや注意点があるのでしょうか。
子供が小学生から中学生になるとき塾にいれなければと思うのですが、どう学習塾を選べばいいか迷ってしまいますよね。
塾にはマンツーマンの個別指導、大手学習塾などそれぞれに特徴やタイプや種類があります。
自分の子供にはどの塾に行かせるのがいいのか、どんな学習塾が良いのか悪いのか、勉強の仕方の違いとメリットやデメリットには何があるのでしょうか。
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この記事の目次
子供の学習塾の種類とタイプ
子供が中学生になると、そろそろ高校受験の準備をと考えている人も多いのではないでしょうか？
そこで心配になってくるのが子供の成績です。
希望の高校があっても成績が悪ければ行くことが出来ません。
親だけで学習のサポートをするのには限度がありますよね。
小学校の高学年になってくると、宿題を聞かれても難しくて答えられない問題がちらほら出てきます。
その為、今では多くの中学生が塾に通っています。
ただ、塾に通ってもなかなか成績が上がらないという話も周りから耳にします。
その理由の一つとして、正しい塾選びが出来ていないということが考えられます。
子供の成績をしっかりと伸ばす塾の選び方などについてご紹介します。
子供の塾を選ぶ前に、塾には2つのタイプがあるという事を知っておきましょう。
学習塾は大きく分けて
- 個別
- 教室（集団学習）
ではそれぞれの塾にどのような特徴があるのかご紹介します。
個別学習塾の特徴は？メリットとデメリットとは？
個別学習塾の特徴は何か？
個別学習塾にはどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか？
最近注目されているのが個別の学習塾です。
個別の学習塾というのは、塾の中で個別に勉強し、先生が一人一人に合ったアドバイスをしてくれるというものです。
先生がつきっきりで教えてくれるという訳ではありませんが、その子に合った教え方をしてくれます。
勉強の内容も自分のペースで進めることが出来るので、きちんと理解したうえで先に進むことが出来ます。
個別学習塾のデメリット
個別なので家庭教師と同じように先生との信頼関係が生まれやすい反面、先生と合う・合わないでやる気などが随分と違ってきてしまいます。
そして集団学習塾と比べると費用が高めというデメリットもあります。
集団学習塾の特徴は？メリットとデメリットとは？
集団学習塾の特徴は何か？
集団学習塾にはどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか？
集団学習塾は学校のように一つの教室にたくさんの生徒が集まって勉強するため、周りと競いながら学習をすることができます。
そして授業料が個別学習の塾より若干安いというメリットもあります。
集団学習塾のデメリット
集団学習塾にはメリットがある反面、やはりデメリットもあります。
集団学習塾は他の生徒と一緒に勉強しているのでペースを合わせてくれません。
集団学習塾は理解している・していないにかかわらずどんどんと授業が進んでいってしまいます。
そのため、勉強についていけなくなってしまう可能性があります。
子供の塾は個別と集団どちらを選べばいい？決め方のポイントは？
個別学習塾と集団学習塾はどちらがいいのでしょうか？
個別学習塾と集団学習塾にはそれぞれ特徴やメリットがあります。
その為、子供の性格や状態によって個別学習塾の方が向いている子供と、集団学習塾の方が向いている子供がいます。
ではどのような子供が個別か集団に向いているのでしょうか？
個別学習塾に通うのが向いている子供の特徴とは？
個別学習塾に向いている子供は、
- 学校の授業の内容の理解が難しい子供
- 学校でしっかりと成績を上げたい子供
- 恥ずかしくて先生に質問することができない子供
個別学習塾は、先生とマンツーマンで授業を受けることが出来るので、その子に合わせた指導をすることができます。
学校の授業についていくことが難しい子というのは、それぞれつまずいている部分が違っていることが多いのです。
その為、そのこのつまずいている部分をしっかりと指導してくれる個別学習塾が向いていると言えるのです。
他にも、
- 勉強で苦手な部分を克服したい
- 自分に合った勉強方法で勉強したい
- 基礎からしっかりと学びたい
個別学習塾に向いている子供は家庭教師という選択肢もあり！
個別学習塾というのは、生徒が先生にマンツーマンで勉強を教えてもらうことが出来るので、家庭教師と同じようでもあります。
費用も個別学習塾も家庭教師もさほど変わらないことが多いようです。
ただ大きな違いとして個別学習塾は生徒が塾に通い、家庭教師は先生が直接家に来てくれるという点です。
子供の中には、学習塾に足を運ぶことで「これから勉強をする」という気持ちの切り替えができるという子もいます。
こちらも子供によって向き・不向きがあるので、個別学習塾を考えている人は合わせて家庭教師という方法も一つの選択肢になります。
集団学習塾に向いている子供の特徴とは？
基礎からしっかりと学び苦手な部分を克服したいという子供が個別学習塾に向いているのに対して、集団学習塾剥いているのは元々成績が優秀な子供です。
成績が優秀な子は学習塾なんて必要ないのではないかと思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
学習塾は、学校では学べないようなレベルの高い学習をすることができます。
学校の成績の優秀な生徒と肩を並べて学習することで、良きライバルとしてお互いを高めあうことが出来るのも集団学習塾のポイントです。
ほかにも集団学習塾ではただ話を聞いているだけではどんどん授業が先に進んでしまいます。
そのため、
- きちんと授業についていくことができる
- 分からない所はしっかりと質問することができる
- 学校の授業内容が低レベルだと感じている
- 難関校の受験を考えている
学習塾を選ぶときは塾の方針や先生との相性も大切なポイント！
学習塾選びで大切なのは塾のタイプだけではありません。
子供がその塾や塾の先生と合っているか？というのも重要なポイントとなってきます。
学校でも相性がいい先生が担任になると、どんどん成績が伸び、逆に合わない先生だと勉強自体が嫌になってしまうという話を聞きます。
学習塾でも全く同じことが言えます。
どんなに評判のいい学習塾であっても、子供本人と相性が悪ければ成績は伸びません。
そして、塾や先生と合うかどうかというのは実際に授業を受けてみなければわかりませんよね。
塾に入学する前に体験学習を受けるのがおすすめの理由とは？
多くの学習塾では、入会前に体験学習を受け付けているところがほとんどです。
体験学習の内容は、無料であるところもありますし、有料で1週間と長めに設けているところもあります。
周りの評判だけをうのみにせず、まずは体験学習をして子供がその塾に合っているかどうかをしっかりと見極めることが大切なポイントです。
中学生の子供を塾に行かせるときの注意点とは？
子供が中学生になったら、志望する高校に進学してほしいと思うのは親なら誰しも考えることではないでしょうか。
しかし、高校に合格することだけを考えて、中学校に入学したら放課後は塾の予定だけで埋め尽くしてしまってはいけません。
確かに志望する高校に行くためには学習能力がとても重要になってきます。
しかし、社会に出たときに勉強以上に大切になってくるのがコミュニケーション力です。
最近の若者はコミュニケーション力が足りないとも言われていますよね。
これは、子どもの頃にたくさんの人や友達と接する機会が少なくなってしまったことも考えられるのではないでしょうか？
子どもの頃に友達と遊ぶことはとても大切な事です。
そんな大切な機会を勉強の為に奪ってしまってはいけません。
子供を学習塾に通わせる場合には、
- 平日でも必ず休みの日を作りる
- 友達とも遊べる機会を作る
まとめ
中学になったら子供を学習塾に通わせたいと考えている方は多いと思います。
しかし、ただ学習塾に通わせるだけでは、子供の成績は伸びません。
大切なのは、子供に合った塾選びです。
- 塾のタイプはあっているか？
- 塾の方針や先生は子供に合っているか？
そして、入会する前には必ず一度体験学習をすることも重要になってきますよ。
学習塾にお子さんを通わせるには、個別学習塾でも集団学習塾でも多額の費用が掛かります。
せっかく高いお金を出して学習塾に通わせても、結局無駄だったという事だけは避けたいですよね。
そうならないためにも、しっかりと子供に合った学習塾選びを子供と一緒になって行うことが大切なのです。
