肉や魚は冷凍保存すれば賞味期限や消費期限を過ぎても食べることができるのでしょうか?
肉と魚の冷凍保存期間や冷蔵保存期間はそれぞれどのくらいなのか、消費期限と賞味期限の違いとはどんなものなのでしょうか?
消費期限や賞味期限期限を過ぎると食べられないのか、食べてもいいのか、どちらなのでしょうか?
肉や魚を安い時にまとめ買いしたいけど、消費期限や賞味期限が短くて期限内に食べきるのは難しいですよね。
しかし、そんな時に便利なのが冷凍保存です。
冷凍保存をすれば、肉や魚を消費期限・賞味期限を過ぎても長期間保存することが出来ます。
しかし、冷凍すれば無限に保存が可能という訳ではありません。
肉や魚の冷凍保存と冷蔵保存が出来る期間、そして意外と分かりにくい賞味期限と消費期限の違いについてもご紹介します。
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この記事の目次
肉と魚を冷凍保存できる期間とは?
肉と魚を冷凍保存できる期間はどれくらいなのでしょうか?
冷蔵保存に比べると、冷凍保存さえすればいつまでも長期間保存することが出来ると思いがちですよね。
確かに肉も魚も冷凍すれば長期保存が可能ですが、どうしても風味が落ちてしまいます。
目安としては、肉も魚も長くて3~4週間ほどが賞味期限となります。
ただ、空気に触れる部分が多いひき肉や、魚なら生魚やすり身などの場合は2週間ほどが目安となります。
肉や魚はすぐに冷凍保存するのがおすすめ!
肉や魚はすぐに冷凍保存するのがおすすめです。
賞味期限が近付いてきたからと慌てて冷凍保存するよりも、買ってきてすぐに冷凍保存をした方が保存期間が長くなるからです。
ただ、こちらでご紹介した期間はあくまで目安の期間なので、保存状態によってはもっと短くなってしまう事もあります。
大切なのは、冷凍したからと過信せずになるべく早く食べるようにするという事ですよ。
肉と魚の冷蔵保存できる期間とは?
肉と魚を冷蔵保存できる期間はどれくらいなのでしょうか?
肉や魚を買ってきてすぐに食べるという場合には、冷凍せずに冷蔵保存するという場合もあるかと思います。
では、肉や魚を冷蔵保存する場合にはどのくらいの期間保存しておけるのでしょうか?
パーシャル室で肉と魚を冷蔵保存する場合
冷蔵庫と言っても、最近では様々な機能がついているものが増えていますよね。
その中でも、冷蔵庫の中でも特に低温になりより長期保存が可能となるのが「パーシャル室」となります。
パーシャル室の場合、肉・魚ともに1週間ほど保管ができます。
チルド室で肉と魚を冷蔵保存する場合
冷蔵庫で次に低温となっているのがチルド室です。
チルド室なら肉は3日ほど、魚なら4日ほど保存ができます。
冷蔵庫で肉と魚をする場合
通常の冷蔵室の場合は、肉・魚ともに2~3日が保存の目安となります。
冷蔵室の場合、購入した時にパックに書かれた消費期限が目安になりますが、もし期限内でも保存状況によってはもっと短くなることも考えられます。
食べる前に異常を感じたら、無理をせずに処分するようにしましょう。
賞味期限と消費期限の違いとは?
賞味期限と消費期限の違いは何でしょうか?
食品を見てみると、「賞味期限」と書かれたものと「消費期限」と書かれたものがあるのに気が付きますよね。
どちらも同じように見えますが、実は全く意味が違ってくるので注意が必要です。
賞味期限について
賞味期限ですが、こちらは「正しい保管方法で保存すれば期間内であれば美味しく食べることが出来る」期限の事となります。
もし賞味期限が過ぎてしまっても、風味は落ちてしまうもののしばらくは食べることができます。
ただ、食べられるかどうかというのは私たちが判断する必要があるので十分に注意して食べるようにしましょう。
消費期限について
消費期限というのは「正しい保管方法で保存すれば期限内に安全に食べることが出来る」期限のことを言います。
つまり、消費期限を設けている食品は劣化が早いので、過ぎたものは口にしないようにしましょう。
まとめ
肉や魚は冷蔵保存では消費期限が短いものの、冷凍すれば保存方法によっては長期間保存しておくことが出来ます。
その為、もしも期間内に食べきれないと思ったら、なるべく早めに冷凍保存をすることをおすすめします。
ただ、冷凍保存をしても、保存しておけるのは長くても1か月ほどで、それを過ぎると風味が落ちてしまったり、安全に食べられなくなってしまう事も考えられます。
冷凍保存をしても、冷蔵保存をしても、大切なのはなるべく早く美味しく食べることです。
せっかく購入した食材ですから無駄にしないようにしたいですね。