バターとマーガリンの違いには何があるのでしょうか.
バターとマーガリンでは味や安全性や栄養やカロリーはどう違うのでしょうか。
バターとマーガリンでは原材料の関係で健康面に対する影響にも違いがあるのかみていきましょう!
普段パンに塗るとき、マーガリンとバターどちらを利用していますか。
スーパーで同じ場所に置いてあるマーガリンとバターですが、どのような違いがあるのかよくわからない人は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、バターとマーガリンの違いについてご紹介します。
【PR】スポンサーリンク
この記事の目次
バターとマーガリンの違いは何?
バターとマーガリンの違いには何があるのでしょうか。
バターもマーガリンも、どちらも油分が80%以上使用されて作られたものです。
バターとマーガリンは油分の種類の違いで区別
バターとマーガリンは使用された油分の種類によって違いが出てきます。
使用されているのが乳脂肪分であればバターとなり、それ以外の油脂であればマーガリンとなります。
そもそも、バターは昔から作られているものでした。
バターの代用品としてマーガリンが誕生!
バターは使われているのが乳脂肪分と限られているので、どうしても高価になってしまいます。
またバターの材料が不足し作れなくなってしまう事もあります。
そんな時にバターの代用品として誕生したのがマーガリンです。
マーガリンが作られたのは1800年ごろとまだ歴史は浅いのです。
マーガリンなら油脂なら何でも使用することができ、さらに安価で作れるという事でバターの代わりとして爆発的に広がったのです。
バターとマーガリンのカロリーの違いとは?
バターとマーガリンはカロリーにも違いがあるのでしょうか?
バターとマーガリンはどちらもそのほとんどが油脂で出来ていますよね。
そのためバターとマーガリンのカロリーはどちらも高いです。
とはいっても、バターもマーガリンも100g当たりのカロリーはどちらも750キロカロリーほどとさほど変わりません。
バターとマーガリンの栄養の違いはある?
バターとマーガリンで次に気になってくるのが含まれる栄養分ではないでしょうか?
バターもマーガリンもどちらもほとんどしまう油脂で出来ていますが、使用されている油脂の種類は大きく違ってきます。
バターとマーガリンでは含まれている栄養も違ってくるのです。
バターとマーガリンは炭水化物が違う
バターとマーガリンに含まれている栄養で大きな違いが出ているのが炭水化物とビタミンAです。
バターに含まれる炭水化物は100g当たり0.2gと少なくなっているのに対し、マーガリンに含まれている炭水化物はその6倍である1.2g。
バターよりもマーガリンの方が「太りやすい!」という事が言えます。
バターとマーガリンはビタミンA(カロテン)が違う
乳製品であるバターに多く含まれているのがビタミンA(カロテン)です。
バターには100g当たり510マイクログラムですが、マーガリンの含有量は24マイクログラムとなっています。
このように、原料が大きく違ってくることから、含まれる栄養にも違いがあるのです。
バターとマーガリンの安全性に違いはある?
バターとマーガリンの気になる安全性はどうなのでしょうか。
マーガリンというと、一時期「人工のバター」と噂され、安全性が疑問視されると言われましたよね。
食品として販売されているのに、なぜ安全性が疑問視されているのかというと、それはマーガリンに使用されている「食用精製加工油脂」というものにあります。
一見特に問題なさそうに見えますが、実はこれ食品以外にも使用されている硬化油脂というものが含まれています。
硬化油脂にはトランス脂肪酸というものが含まれ、健康被害が報告されていて、海外では規制の対象となっているのです。
そんなものがマーガリンに使われていると考えると、本当に恐ろしいですよね。
そう考えると、安全性を考えるならバターを使用した方がいいという事になります。
バターとマーガリンの味は違いがある?
バターとマーガリンの両方を食べたことがある人は、2つの違いが分かりますよね。
- バターは乳製品なのでコクがある
- マーガリンはそのほかの油脂が使われているさっぱりしている
その為、パンに塗ったり料理に使ったりしたりするときも好みが分かれるところです。
- より風味が強くコクが欲しいのならバター
- さっぱりとした味を求めるならマーガリン
ちなみにスイーツなどの材料でバターと書かれている場合には、同量のマーガリンで代用できるので、味の好みで変えてみるのも一つの方法ですよ。
まとめ
バターとマーガリン、一見同じように見えますが、
- 材料
- 栄養
- 安全性
マーガリンというのはバターの代用品なので、安い反面安全性や健康面で不安な点もあります。
気になる場合には多少高価でもバターを選ぶようにしましょう。
毎日のように口にするバターやマーガリン、購入前にもう一度原材料をチェックするといいかもしれませんね。