野菜を食べるとき生と焼くと茹でる時では栄養に違いがあるって本当なのでしょうか?
肉ばかりでなく野菜も食べるように言われますがどう調理して食べたらいいのでしょうか?
親になると、子供が好きな肉ばかりではなく野菜もしっかり食べさせろと言われます。
肉ばかりでなく野菜を食べさせろと言われても、生・炒める・茹でるなどどうやって食べさせたらいいのかわかりません!
しかも緑黄色野菜や淡色野菜など野菜の種類もいろいろありますよね。
また、野菜は種類によって栄養の摂り方が違うとテレビで言っていましたが違いがよくわかりません。
そこで今回は野菜の調理や料理の使い分け、栄養の摂り方について紹介しています。
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この記事の目次
野菜の栄養は調理方法や野菜の種類で違う!
子供のころから「野菜を食べなさい」とよく言われましたよね。
この理由は、肉や魚だけでなく野菜に含まれる栄養もしっかりと取ってほしいという親心でもあります。
しかし、いざ自分が料理をするとなると、野菜と一言に言っても色々な種類がありますし、調理方法も様々で迷ってしまいます。
野菜の種類も緑黄色野菜とか淡色野菜とかいろいろありますし!
ではどんな調理方法なら栄養を損なわずに取ることができるのか?
今回は、野菜の調理方法や種類の違いについてご紹介します。
野菜は「緑黄色野菜」と「淡色野菜」に分けられる
野菜の種類の一つとして、「緑黄色野菜」という言葉をよく耳にしますよね。
イメージとしては色が濃い野菜をイメージする人が多いと思います。
因みに緑黄色野菜は見た目の色ではなく、可食部100gに対してカロチンの含有量が600マイクログラム以上のものをいいます。
しかし、600マイクログラム以下でも緑黄色野菜となる野菜もいくつかあります。
それに比べて淡色野菜というのは緑黄色野菜以外のものをいいます。
緑黄色野菜の種類とは?
緑黄色野菜には、
- オクラ
- かぼちゃ
- 小松菜
- 紫蘇
- 春菊
- にら
- 人参
- パセリ
- ブロッコリー
- ほうれん草
- モロヘイヤ
- 三つ葉
トマトやピーマンには、600マイクログラムのカロチンが含まれていませんが、使用頻度が多く色が濃いので特別に緑黄色野菜に分類されます。
淡色野菜の種類とは?
淡色野菜には、
- えだまめ
- カリフラワー
- キャベツ
- きゅうり
- ゴボウ
- セロリ
- 大根
- とうもろこし
- なす
- 白菜
- もやし
- れんこん
- レタス
野菜の調理方法は含まれている栄養を最大限に生かす!
野菜に含まれている栄養は、種類によって違います。
そして、野菜の栄養によって蒸す・生・炒めるなど最大限生かせる調理方法が違ってきます。
では、どんな野菜にはどんな調理方法が良いのでしょうか?
ブロッコリーやほうれん草は蒸す料理がおすすめ!
ブロッコリーやほうれん草に多く含まれるビタミンCは、茹でてしまうと栄養が流れ出てしまいます。
そうならないため、ブロッコリーやほうれん草などの野菜は蒸し料理にすると栄養をそのまま摂ることができます。
ビタミンEやB群が含まれる野菜は生で食べるのがおすすめ!
ビタミンEやB群は、加熱をすることで減少してしまう栄養素です。
その為、ビタミンEやB群の野菜は生で食べるのが一番です。
代表するアボカドも、生で食べることでしっかりと栄養を摂ることができますよ。
他にも、ジュースにして撮るという方法もおすすめです。
茹で野菜もスープごと食べれば栄養をしっかり摂れる!
ビタミンCが多く含まれる野菜の中にはキャベツや玉ねぎなど、生では食べにくいものも少なくありませんよね。
そんな野菜は、無理をして生で食べるのではなく、スープにして食べてみてはいかがでしょうか?
ポトフなら野菜をたっぷりとることができるだけでなく、野菜の栄養を余すことなく摂れるのでおすすめですよ。
βーカロテンが含まれる野菜は油でいためて食べるのがおすすめ
βーカロテンが含まれる野菜は油で傷めることで食べたときの吸収率がアップします。
そのためβーカロテンが含まれる野菜は炒め物にすることがおすすめです。
魚や肉などと一緒に炒めればおいしさもアップします。
まとめ
野菜の調理方法には、
- サラダなど生で食べる方法
- 炒めて食べる方法
- 蒸したり茹でたりして食べる方法
野菜は含まれる栄養によって調理方法を変えることで、より効率的に栄養を摂ることができます。
私たちが普段口にしている野菜料理にも、野菜に含まれる栄養を最大限に生かしたものがたくさんありますよ。
せっかく野菜を食べていても、大切な栄養が失われてしまっていては意味がありませんよね。
野菜を調理する前に、どの野菜にどんな栄養が含まれ、どんな調理方法が最適なのか、一度考えてみてはいかがですか?